近年の秋葉原界隈は飲食店が賑わっている。中央通り沿いはラーメンやハンバーガー、首都高沿いはカレーのお店が増え、蕎麦は立ち食いの激戦区とも言える。そんな中、ラノベのタイトルのような店名の蕎麦屋「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」が秋葉原にできた。興味があったので早速行ってきた。
場所はJR秋葉原駅から2〜3分と少し歩いた所、東京メトロからだと一番出口から1分ほどの場所だ。御徒町駅からだと結構歩く距離で、秋葉原駅に行くまでのほとんど中間地点の距離にある。
看板は黒い文字で黄色な背景のため、非常にわかりやすい。
お昼時は並ぶ必要あり
私が到着した時点では5人座っていた。外の席は6席あり、座ることができた。待ち時間は5分ほどでカウンターに座ることができた。
麺は同一料金で増やせる模様
外にメニューが貼ってあり、麺の量を変えても料金は変わらない仕様だった。
- とろろ肉そば(冷):980円
- 肉そば(冷):890円
- エビ天そば(冷):930円
- とろろ鶏そば(温):880円
- 鶏そば(温):790円
- 辛味おろしそば(温):930円
麺の量は
- 小:200g
- 中:250g
- 大:350g
から選ぶことができる。
今回はとろろ肉そば(中)を注文することにした。大の量は食べ切れる自身がなかったので...。
カウンターに座り店員に食券を渡してから5分後、お盆を手渡しされる形で受け取った。割り箸を探してしまったが、既にお盆の上にあった。
早速蕎麦をつゆに付けて食べようとしたが、刻み海苔の量がとても多い。まずはのりをつゆに入れて食べることにした。のりを半分ほど食べ終わったところで、やっと蕎麦を食べ始めることができた。
そばは太めのコシが強いタイプで、今までに食べたことがないジャンキーな噛みごたえだった。つけ麺で太麺が好きな人にはおすすめだろう。
つゆは辛さが苦手な私でも問題なかったが、ラー油の絡みつきで時々むせる感じだった。とろろとラー油をそばや肉にからませて食べると非常に美味しい。
ラー油のつゆは最後まで飽きることがなかったが、辛さが苦手だったり味を変えたいときには、無料の天かすや卵を入れて変える事ができる。今回は天かすだけにしておいた。
刻み海苔がどっさり乗っていたり、ネギ、蕎麦、ネギのように食材がある程度層にまとまっていて、食べにくく感じた。しかし、ここは気取ったお店ではなく、上品に食べる必要は無い。ミシュランの星3つとは違う、先客にいた美人OLが豪快に大をペロッと平らげるような異質な空間なのだ。だからこそ、惹かれるものがある。是非時間を見つけてまた行きたい。