虹の彼方に

IT,バイク,食レポ,ネットワーク,プログラミング,アニメ,ガンダムが構成要素

果たして私は自走するエンジニアになれるのか?

 春から社会人になった。客先常駐のシステムエンジニアだ。社会人として三ヶ月程過ごした感想は、コミュ力はエンジニアとして大切な要素だと身をもって思い知った。

最初の二ヶ月はビジネスマナーと技術的な研修を受けた。その後、丁度6月で現場に放り出された。今要求されている事といえば、きちんと聞いて、メモをとり、言われたことをしっかりとすることだ。

 具体的な例を挙げると、テスト項目の作成やそれを使った各段階のテスト、実際のソースコードから流れを汲み取り何をしているか理解をするということだ。ついこの前まで大学生だった人間でも難なくこなせる内容だ。時々先輩から何を言っているかわからない様な技術のワードが飛んでくるが、今のペースなら近いうちに直ぐにわかるようになるだろう。

 しかし、現状を見ていると一つ危機感を感じる。今後、きちんとやっていけるだろうかという心配だ。今は実質OJTのような状態で、隣にはベテランのエンジニアの先輩が居てくれている。これが今後一人で現場に出る事になった場合、コミュニケーションといった人間関係の構築から初め、わからないことも先の環境で聞いたり、自分で調べなければならない。その場所で要求される技術もなければいけない。

 特に、現場が変わる毎に人間関係がリセットされる事が精神的に不安な要素だ。気が合う人もいれば、徹底的に合わない人もいる。嫌な人とはそのうち現場も変わるから問題ないと何処かの記事に書いてあったが、良い人とも別れなければ行けないのだ。素直に悲しい。人間とコミュニケーションを取らなければいけないのは随分と労力がかかる。プログラミングの技術よりも他人と上手くいく処世術を技術を学びたいものだ。

 斯く斯く然々綴ったが、コミュニケーションはエンジニアとして大切な要素と身を持って思い知ったのである。因みに新卒が自分以外全員辞めたのが不安の要因として大きい。先輩社員からの謎の期待も大きい。取ろうとしていた資格の勉強も滞っている。期待してた人のド直球な要求の内容が悲しくて心にデットボールで凹んでいる。まあ頑張るしかない訳で、凹んでるけどなんとかなっている訳だから。記事書く心の余裕も出てきたのでネ。という訳で、自走ができるエンジニアを目指して日々精進します。いつも何してるかとか何やったかのまとめで記事も書けたら良いなぁ(遠い目)。


Kalafina 『sprinter』